大阪湾生き物一斉調査

朝10時、南港野鳥園に行き大阪湾生き物一斉調査
に参加しました。カーチャン歯の治療で朝から歯医者さんへ行ったので、今日は僕とアーチャンと二人だけでした。

大阪湾生き物一斉調査
http://kouwan.pa.kkr.mlit.go.jp/kankyo-db/life/

最初に、今日の調査の目的や南港野鳥園の環境の渡り鳥にとっての貴重さなどについて石井園長さんからお話がありました。
毎年調査のテーマがあるらしく、今年は外来生物との事。
それから普段は入る事の出来ない干潟へ行き、渡り鳥のエサになる様々な生き物を調べました。最近の調査では渡り鳥は干潟の泥の表面にある栄養分の濃い部分を直接すくって漉して食べているらしい事も分ってきたそうです。
第一ポイントでは、たくさんの貝やカニとともに、コウロエンカワヒバリガイ(西宮の香櫨園浜で見つかったのでこの名前がついているけれど、外来種だそうです)やチチュウカイミドリガニ(これも外来種)など今日のテーマである外来種も見つかりました。
アーチャン、他の参加者さんのルーペ越しに
干潟に点々とあるフジツボの穴を見ています。

アーチャンいろいろな貝を集めるのに夢中になっています。

しばらく調査の後、レンジャーさんが詳しく解説してくださいました。

それから第二ポイントのハクセンシオマネキの生息地へ行きました。これは絶滅危惧種ですし、とても警戒心が強いので、静かに離れたところから望遠鏡使って観察しました。

それから第三ポイントへ移動して、岩をめくって再び生き物調査をしました。
アーチャンここでは小さいカニを一杯取りました。
それとミミズハゼという小さいウナギみたいな魚もたくさん取れました。ミミズハゼはまだあまり研究されていないらしく、野鳥園のミミズハゼもどうやら新種らしく、今後研究が進めば新種として名前がついていくかもしれないらしい。

ここでもレンジャーさんが詳しく解説してくださいました。鉄砲エビという左のハサミが独特の形をしていて、警戒するとパチンと鉄砲玉を撃つような音がする不思議なエビもたくさん見つかりました。

そして、展望塔に戻って今見てきた生物について再度詳しい解説をしていただき、アンケートして終了。楽しい時間、丁寧なサポートいつも感謝です。