<「障害とアート研究会」のご案内>

障害とアート研究会の担当者さんから案内のメールいただきました、感謝です。転載歓迎との事ですので、こちらで紹介させていただきます。

「障害とアート研究会」では、毎回の話題提供者から、障害とアートに関わる実践や研究についてお話いただき、そこからみえてくることについて、分野や職種を横断し、さまざまな人と考える場を持ちたいと考えています。いま生まれつつある状況のなかで、障害とアートをひろく捉え、みてゆくことが大切だと考え、そのような場として、研究会を位置づけています。また、ここでは、障害とアート、人と人の交わるところから、社会を考えることまでも目的としています。研究会は、前半を話題提供者からの発表、後半を、参加者みなで話し合う時間にしたいと思っています。
みなさまのご参加をお待ちしています。
また、お知り合いの方などでご興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ご案内していただければと思います。よろしくお願いいたします。

▼第7回研究会:
話題提供者:五島智子
Dance&People代表。1981〜94年、舞踏グループ白虎社で活動。
様々な職を経てDance&People設立。多様な身体が出会いやり取りするダンスの環境作りに取り組む。
タイトル:「ダンスと見えないこと」をめぐって
発表内容:「介護はダンスだ!?」、「しでかすカラダ」など様々なWSや公演を開催しているDance&People。そのなかでも近年意欲的に取り組んできた視覚障害のある人とのダンス活動に焦点をあて、これまでの経緯やフランスツアーについて報告するとともに、その運営における問題や持続可能な活動のあり方について考えます。
日時:6月25日(木) 19時〜21時
場所:應典院 研修室B
應展院の地図はこちらですhttp://www.outenin.com/about/accessmap.html
▼参加費:500円
▼申し込み期限:6月22日(月)
会場の都合上、なるべく事前にお申し込みください。

●今後の開催予定
・7月6日(月)「障害のある人の芸術表現による自立とその支援について」川井田祥子(大阪市立大学都市研究プラザ 特任講師/同大学院創造都市研究科博士後期課程)
・8月5日(水)「障害者アートと市民教育のゆくえ−教育現場から」川上文雄(奈良教育大学教員 環境教育・政治思想)。
会場はいずれも應展院 研修室、時間は19時〜21時です。

●障害とアート研究会<東京>
今回、はじめて東京でも開催いたします。
3人の方に、研究発表をしていただきます。

・7月19日(日)14:00〜17:00 会場:芝の家(最寄り駅:JR田町、地下鉄三田ほか)
・「『差異』と『共同』、その越境―マイノリマジョリテ・トラベルの活動から見るエイブル・アートの意義(仮)」長津結一郎(東京藝術大学大学院音楽研究科 音楽文化学専攻 芸術環境創造分野 修士課程)
・「声が創出する共同性―ベルギーの芸術団体クレアムの『コーラス』の舞台から」田中みわ子(筑波大学大学院人文社会科学研究科 現代文化・公共政策専攻 文化交流論分野所属)
・「描画的他者―精神障害者自閉症の方を対象とした絵画活動実践から―」梅津正史(美術博士 精神保健福祉士
詳細は近日中にHPにてご案内いたします。

●これまでの研究会の報告はこちらでご覧になれます→http://artmeetscare.seesaa.net/
▼主催・申し込み・問い合わせ先:財団法人たんぽぽの家
TEL:(0742)43-7055 E-mail:tanpopo@popo.or.jp
▼共催:アートミーツケア学会、エイブル・アート・ジャパン、應典院寺町倶楽部
▼コーディネーター:井尻貴子(大阪大学大学院 文学研究科臨床哲学 博士前期課程)