コップの絵

アーチャンいつもよりも朝早く一人で起きて1階に降りていきました。僕は朝食ができるまで寝ていたのですが、アーチャンからモーニングコールが鳴るので、受話器取ると、いつもはゴハンできた、と呼ぶのですが今朝は「コップ描いた、見て」と言っています。着替えて降りると、Kバーチャン宛てに描いた絵手紙の中にいろいろ描かれていますが、そのうちのコップの絵を指差して、「ひとりで」(自分一人で描いた)と言ってとても誇らしげで嬉しそうでした。見ると、今までならコップの上の円と側面の形とが分離して、キュビズムのように描いていたものが、初めて円と側面とが滑らかにつながっています。偶然そうなったのではなく、わざわざ僕をコップ描いたと興奮しながら呼ぶくらいですから、何かに気付いたのだと思います。この気付きの部分がとても大事ですね。このところアーチャンはとても興奮し易くて、過食もあったのですが、これも成長の兆しと受け止め、ここ数日は僕も仕事もセーブして出来るだけ一緒に居る時間を取って、無理に行動等制限しないようにしながら、何らかの変化がないかと見守っていたので、今日の描画の変化は、こちらも嬉しくなりました。偶然ではなく、何かに気付いたのかどうかは、今は本当のところはまだよく分かりませんが、これからまた描いていくものを見ていけば、これが偶然の産物なのか、気付きによって、認知が滑らかになったのか見えてくると思います。