ミニカー描く

コンビニで売っている缶コーヒーに付いているミニカーがアーチャンお気に入り。学校から帰ってから、知人からいただいたメモ帖にちょこちょこ描いています。晩御飯の前に描いた様子。出来栄えに自信有るのかアーチャン絵描いたから見てと呼ぶ。

タイヤなどこちら側からでは見えない分までまとめてキュビズム的に展開図的に描いている。同時に捉えることの出来ない、ものの裏側が見えないからと言って、私たちはそれほど困る事は無いし、むしろ無意識のうちに無視と言うか気にしなくても済むように認知はうまく組み立てられているのかもしれないですね。アーチャンのように発達障害があると、その辺りがうまく省略して捉える事ができないのか、ものの裏側まで同時に捉えて描いてしまうようだ。結果的に重なり図的な表現もできないのかもしれません。そのような認知の節約というのか、気にしなくても済むような心のあり方が自然な形で獲得できていないとすると、ずいぶん不安な精神状態になるのではと思いますね。アートセラピー的な関わりの中で、その不安が和らいでいくような、そのような物の捕らえ方が身に付いていくと良いなと思います。