未指定難病の実態把握へ=研究班公募、年数百万円補助−厚労省

今日の特定疾患対策懇談会でいくつか進展が見られたようですね。科学研究費補助金や厚生労働科学研究事業と連動して、多くの難病や娘のprader-willi症候群の治療法研究が加速進展することを願います。IPS細胞と難病研究との連動については何らかの話が出たのか議事録を早く見てみたいですね。

厚生労働省は23日、国が指定した「難治性疾患」以外の難病についても、研究班を公募して実態把握を行うことを決めた。研究班には年間数百万円の研究費を補助する。まず患者数や治療の実態など現状を調査し、原因究明と治療法確立に役立てる。
 同日の特定疾患対策懇談会(座長・金沢一郎日本学術会議会長)で、難治性疾患に7疾患を追加することも含め了承された。いずれも新年度から実施される方針。
 同省は、症例数が少なく、原因不明で治療法が未確立など一定条件を満たす123疾患を「難治性疾患」に指定。うち、45疾患を、患者が医療費補助を受けられる「特定疾患」に指定している。
 しかし、これ以外の難病については、国による組織的、体系的な調査は行われておらず、実態は不明だった。同省は「これまで光が当たらなかった疾患についても関心が高まり実態解明が進む」としている。

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008062300668
時事通信社のHPより引用