帝塚山音楽祭で
会場にはバザーのお店たくさん出ていて、カーチャンはアーチャンの服探しに熱中する。
お祭りとかに出掛けて、子供の様子を見ているだけで、いろいろなことが感じられる。
アーチャンは昨日からずっと、何故か、けん玉が欲しいと言いつづけてるので、帰りに賢かったら阿倍野に出て買うよと指きりで約束して家を出たけれど、でも家を出るなり先に買いたいと言い出し、赤バスの乗り場に行こうと駄々こねる。けん玉協会のお兄ちゃん、お祭りにきてるかもしれんよ、と言うと、急に目が輝き、祭りに向かう。きてるかな、と聞くので、行って探さんと分らんで、と言うとニコニコしている。
屋台で適当に御昼してから、金魚すくいして、アーチャン金魚持って帰りたいと言うので、そしたら、けん玉無しやで、いいね?と言うと納得するので、朱金と黒の出目金にする。
アーチャンは左手にポイ持っている、利き手は普段は概ね右手だけれど、左手も時々自由に使っている。先日も、梅田スカイシティのイベントで、ストライクアウトのゲーム見ていると、参加されたハンディキャップある方見ていて、右手も左手も両方使って交互に投げてる人が結構居た事記憶に残っています。以前、専門家の方にお聞きしたところ、『5歳未満で脳に外傷などの障害を受けた場合、それ以降に障害を受けた場合と比べて右半球が優位半球となることが多い』と言われていたので関連あるんでしょうね。
17世紀のスペインのミランダさんが描いたPWSの娘さんの絵も、両手に果物を持ち、左手を掲げているから、ミランダさんは、きちんと観察していたんではないかと想像したりする。
帰るまでにはまだ時間があったので、帰りに袋に入れてもらうことにして、散策。途上いろいろ欲しいものがあった様子、その都度、金魚と天秤に掛けて、金魚が勝ち残る。
帰宅後、小さな鉢があったので、移して、アーチャン、金魚が大きく見えたり、水面と鉢の胴のところで、同時に見えて、数が増えたように感じたのか、何度も上から見たり横から見たり繰り返し、それを絵に描いていました。きんぎょの「き」の文字書き込んでいるので、少しづつ耳で聞く言葉と書き文字と対象物とが照合されてきている感じがする。いろいろな刺激によって文字が定着していくようだ。