今年の降り返り(アーチャンのことから)

支援学校高等部1年生になり、そろそろ卒業後の進路についてもリアルに考える時期となってきました。
夏休みには体験実習でパン屋さんで1週間働きました。
食行動に異常のあるprader-willi症候群ですが、一度もトラブル起さないで過せたので、とても良い経験になったと思います。
本人の将来の進路の夢は、霊柩車好きからの葬儀屋の経営というちょっとエキセントリックなものですが、夢を間接的にでも適えてあげるのが良いのか、どんな風にうまく社会参加できるのかしばらく試行が続きそうです。
アーチャンはいろいろラッキーなところがありますが、4歳の頃、TVで紹介されたのを観て見学に伺って以来、様々な展覧会なども拝見していたアトリエインカーブさんにJrスクールが来春から設立されることになり、今年の9月頃から体験会に参加しています。
でも希望者が我家と同様に多いので、来年選抜で確定だそうですが、もし通えるようになれば、アーチャンには大きな刺激になるだろうなと思います。
とても楽しみです。

今年、アーチャンの描いた絵を西成区のフリーペーパーの「人情マガジンにしなり」の2015春号と秋号に続いて掲載していただきました。編集長の松村若子さんがボランティアされている西成区の遊ぼパークなどで知合ったのが縁で、似顔絵を描いたりしているうちに選んでいただきました。発行部数2万部ということでたくさんの方にアーチャンの絵を見ていただく機会を頂き感謝です。
次号にもお話いただいていて、アーチャン冬休みの宿題みたいに取組んでいます。

人情マガジンにしなり2015春号
http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20150406/artanart02

人情マガジンにしなり2015秋号
http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20151104/artanart