日水月花会

堺の主水書房さんへ家族で行き、日水月花会を拝見しました。季節の花の菖蒲と白磁、ガラスの器、美味しい和菓子ととても楽しい企画。
お昼前に城北公園の菖蒲園へ行き、お弁当食べながらちょうど満開の様々な菖蒲を見たので、今日は菖蒲の花を堪能できました。
ハンディキャップのあるアーチャンへのアートセラピー的な関わりの中で、いろいろな事をやってみて、今のところ一番楽しく出来ているのは、お花摘みとそれと繋げての陶芸での花器作りかなと感じているので、本格的に設えからされていて、それでいてピュアアートなイメージのある華道家の片桐功敦さんの作品を、今から一緒に楽しみながら見ていれば、理解はすぐには出来なくても、こころに良い作用を受けるだろうなと思い、grafの展示で拝見して依頼、出来るだけ機会が会えば、アーチャンに見せておこうと思いますね。今日もとても素晴らしい雰囲気でした。茶菓子(有料)付きなので、所作もある程度できるし、文字(水に浮かぶ書)など含めて必要なものだけで出来ているけれど、ゆとりがあって、それぞれが適度に分節(もしくは分業化)されている。明日、第二会場の老舗和菓子店「日月餅」の展示も拝見してみようと思います。
主水書房さんでの展示はガラス作家の辻野剛さんの器に飾られていました。最初見たときはガラスには見えないで、近づいてよくよく見てみると、器の底のところが透明なガラスになっていて、でも白磁の器はどれかなと思いながら見ていたので、それがガラスの器だとは気付かないで、案内してくださった主水書房の方から説明を受けて、ようやくそれがガラスの器と分かりました。とても複雑な表情をした器。

水月花会
http://www.mondebooks.com/
http://www.mondebooks.com/himizuki.html
主水書房より引用