「なろとやん〜secrets de Osaka〜」

「第14回 路面電車まつり」(阪堺電車)の帰路、ギャラリーあしたの箱さんへ行き「なろとやん〜secrets de Osaka〜」展を見ました。

「なろとやん〜secrets de Osaka〜」
http://www.ashitanohako.com/hako/
ギャラリーあしたの箱

イラストレーター・奈路道程さんと、スイス人写真家・ヤン・ベッカーさんの2人展。奈路道程さんのHP拝見すると、月刊島民の表紙のイラストを担当されていたり、普段フリーペーパーなどで良く拝見していた作家さんでした。
大阪の皆がよく知っている街や盛り場の人懐っこい光景がたくさん描かれ展示されています。個性的でそれぞれの人の輪郭はとてもくっきりとはっきりしているけれど、夜景などにその輪郭が溶けていき、みなが繋がっているような印象。
会場でスピード似顔絵をハガキサイズの紙に描いておられて、アーチャンも描いていただきました。モデルになっている間、とても恥かしそうにうつむいていました。あっという間に完成、かわいいアーチャンの出来上がり。アーチャンも大喜び。感謝です。

ヤン・ベッカーさんの写真は主に天下茶屋周辺に住み働く人たちのポートレート。我家も知っている喫茶店のご夫婦が写っていたりと、とても身近に感じる作品群。作品という括りでは無い、もう少し親しい関係のスナップ写真のような印象。会場はたくさんの方でいっぱいでしたが、これおじいちゃんやと孫と一緒に来て、楽しんでるかたとか、和やかな雰囲気がそのまま。
ギャラリーに伺う前に、天神さんの前を通ると夏祭りの太鼓の練習を子ども達がしていました。アーチャンのお友達かなと思っていたら、ギャラリーからの帰路、女の子3人組と遭遇、やはり太鼓の練習だったらしい。似顔絵見せてあげたら、みんなアーチャンに似てる!と盛り上がっていました。
西成はホント人情があって良い街だと感じますし、今日の作品の温かさも同じ雰囲気を感じました。