日本伝統工芸近畿展

京都での療育の帰路、心斎橋で地下鉄おりて、そごう百貨店で開催されている日本伝統工芸近畿展を見てきました。以前拝見した全国展の1/3くらいの規模でしたが、それぞれの作品のクオリティの高さは素晴らしく、個々の作品の輝きが会場全体でつながって、リズムを生んでいるような、個性と伝統の連なりを見るような印象がありますね。
アーチャン今まではこういう感じの大人向きのアカデミックな展覧会には、興味無い感じで反応しませんでしたが、今日は自分が好きだと感じる作品を指差して教えてくれます。お花が好きなアーチャンは、デザインに花が用いられているものには無条件で反応するようですが、花器にも興味を持ったようで、これは何?と聞くので、花瓶やねと答えると、次こんなん作るん、と言うので、陶芸先生とこでアーチャン作る?と聞くと、むつかしい(展示している形は複雑なものだったから)と言っていました。簡単なんで良いから作ろうね。お花摘みした後で、自分で作った花瓶で活けるとさらに楽しいだろうし。
こうやって、いろいろな美しいもの、形あるものを繰り返し見せて、反応が無くても良いから目に馴染ませていくと、いつか心に届いてくれるようですね。

第38回 日本伝統工芸近畿展
http://www.nihon-kogeikai.com/SHIBUTEN/KINKI/KINKI-038/KINKI-038.html
大阪 5月13日(水)〜 5月18日(月)そごう心斎橋本店14階 ギャラリー 
京都 5月27日(水)〜 6月 2日(月)京都高島屋7階 グランドホール