心斎橋集客戦略 「明」大丸 「暗」そごう

正月に、剣玉のプレゼント目当てに家族で心斎橋そごうに行った時、妙に静かなのでこれは・・と思っていたけれどニュースによると売却のようですね。4年前の再オープンの際に、隣の大丸がヴォーリズさんのデザインをうまくリニューアルに取り込んで良い雰囲気になっているのに対して、故村野藤吾さんの構成主義的デザインの雰囲気の残るファサードすらも残さない判断をした経営者のセンス見れば、こうなることは容易に推測できたのではないか?一度壊してしまえば取り返しつかない見本のような話ですね。カーチャンに結婚指輪渡したのも、建替え前の心斎橋そごうの喫茶店だった事思い出した。場所にまつわる記憶は大事な物だし、百貨店はそのような記憶に残るイメージを売る場所であるのかもしれませんね。
建物つながりで言うと、大阪府橋下知事は府庁をWTCに移転しようと考えているが、貴重な文化遺産である現在の府庁をきちんと耐震補強して、ひとつのロールモデルを示すべきと思いますね。耐震改修を決定した議会の見識を支持したいですね。

心斎橋集客戦略 「明」大丸 「暗」そごう
産経新聞のHPより引用
http://www.sankei-kansai.com/2009/02/04/20090204-006047.html

そごう百貨店大阪店の保存に関する要望書
http://www.aij.or.jp/scripts/request/document/001106.htm
JIAのHPより