そごう心斎橋プレオープンに行く

再開店前の「そごう心斎橋本店」、なぜか大行列 大阪
http://www.asahi.com/business/update/0905/001.html
asahi.comより

カード会社から優待券が来たので、お昼前に皆で行ってみたけれど、そごうのぐるりをとぐろ巻いていて(いったい何人に優待券配ったんや?と思わず言ってしまいそうな雰囲気)、とりあえず、近くで食事と買物して、戻ると少し落ち着いた状態だったので、入ってみた。
建替え前の、敬愛する故村野藤吾氏のモダニズム建築の構成主義的な雰囲気は一掃されていて、そごうのHPやニュース映像で、概略は知っていたけれど、保存要望が様々なレベルで出されていたこともあり、少し残念な気持ちですね。商業建築の場合は仕方ないのだろうか?外装ぐらいは過去のイメージ踏襲することは可能だったはずと感じる。

そごう百貨店大阪店の保存に関する要望書
http://www.aij.or.jp/scripts/request/document/001106.htm
JIAのHPより

少し前には心斎橋プランタン(これも村野藤吾氏設計)も無くなったりと、都市の潤いというのか思い出が消えていく寂しさがありますね。また、落ち着いてから、ゆっくり見て廻ろうと思う。インテリアについては休憩するスペースや、昔の町並みを再現した店舗構成等いろいろと印象的でした。
隣接する大丸百貨店は、これはそごうとほぼ同じ時期の1933年(ヴォーリズさんの設計)に竣工していますが、対照的に大幅なリニューアルがなされ、むしろインテリアに関しては、今日も少し見てきた印象から言えば、ヴォーリズさんのデザインソースをうまく生かして引用して、まとまったイメージにしているところが、感じられ、印象的だった。