- Swimming -
このはな区梅香地域のアートイベント「みっけこのはな2015」に家族で出掛けました。
最初に元梅香堂のASYLへ行き以前ワークショップでお世話になったmiro kasamaさんの- Swimming -展を観ました。
miro kasamaさんのweb
http://miro-kasama.jimdo.com/
作品展示と同時に今日もワークショップ開催されていて、妻子が参加しました。
以前、拝見した神戸のギャラリーでの展示で私は次のような感想を書いていました。今日の展示もその延長上にあるように感じました。If my house fall down, the grass will grow there展
http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20150606/art女性の顔のシルエットのようなものが日付入りの小さなメモ帳に描かれていて、そのイメージを思い出して描かれた、夜空のようなシルエット。
他にドローイングと石ころの実物や石ころの写真とドローイング並列に置かれた作品など。
一枚だけベビーの顔のある裸の上半身のドローイングから石の写真へ、そして実物の石ころと繋がる作品がありました。
描く人としての作者はどんどん物質化、環境化して顔を失い、シルエットとなって溶けていくのに対して、ベビーは物質から人間化していくような。この元梅香堂=ASYL自体がもともとギャラリーと環境との境目が曖昧な今にも崩れてしまうような不安定な印象の空間であるし、窓越しに、また河川敷から堤防越しにと連なるランドスケープ自体も既に作品の一部であるかのようなイメージを感じる場所ですし、miro kasamaさんの半透明のような弱い表現の作品群がそこに漂うような状態。
そこへワークショップ参加者が窓ガラスに絵を描いていき、さらに透けたイメージが重なっていく。
妻子が描きました。
アーチャンが描いたイメージ。ゆるキャラのなすびん
カーチャンはクモを描いています。
ギャラリーから透かして見たところ
丁寧なサポート感謝です。