武田晋一のアプローチ

シェドゥーブルを出て、隣にあるinframinceさんで「武田晋一のアプローチ」展を見ました。
少し前にシェドゥーブルで小谷さんと二人展されていた作家さん

武田晋一のアプローチ
http://inframince.jp/#
inframinceさんのHPより

武田さんのblog
http://tadkea.exblog.jp/16332326/

以前二人展拝見した際に、小谷さんから、搬入の際に作品は全部背負ってきて、会場で組み立てると聞いていて、最近見てきたいくつかの展覧会のイメージ(断片化とゆるい全体像のような)とつながるような作品と解釈していました。
武田さんのblog拝見すると、オープニングパーティの際に、収納されていたパーツを取り出して組立て、ベンチ状のオブジェに組替えていく動画がアップされていて、僕はそれまでに帰ったので、収納された箱の状態のものしか見なかったので、少し物足りないというか、二人展の時のパターンを思い出しつつ、補うしかありません。
でも、それさえ見ないで、収納された箱だけを見た人にとっては、作者が何をしようとしているのか、皆目分らなかった可能性がありますね。
会期中、ずっと変化していく展覧会にされるらしい。
家具的なものであれば、断片化した世界をゆるくつなげていくのは、アーティストからの提示だけでなく、参加者自身の関わりも要請され、自由度も高いと思われるが、ここでの展示は微妙に家具的なものと、ピュアアートの部分とが混じり合っていて、隙の無い収納が見るものに緊張を与える。シンメトリーなレイアウトは祭壇のようでもある。