芝高康造展

うつぼ公園のバラ園でランチを食べてから、僕の銅版画の先生だった芝高さんの個展へ家族で行きました。

芝高康造展
http://www.2kwgallery.com/2kw58_crrnt.html
2kwgallery58より

太目のビュランを使った、エングレーヴィング(線刻銅版画)の技術は、おそらく芝高さんの作品でしか今は見れないのかもしれません。ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」の外形線を解体し、ランダムに集積していく様は、世界の全体像を捉える事は人間的な能力の限界によってできないが、しかし不安ではない世界観やイメージを静かに語りかけてきます。