それでも食べずにいられない

過去何度かTV出演されたPWSのケイラ・ダネットさんのその後の他、摂食障害の方など拝見。
この番組制作したメディアさんに対しては、いくつか意見がありますし、過去にも疑問ありとして質疑メールしましたが、まったく改善されなくて、そのまま再度放送されていましたので、個人的にBPOに相談してみたいと思いますね。(いろいろありますが、特にジグソーパズルの能力のところは、もう研究者のDykens博士の紹介すら無くなっている。
ケイラさんの御家族については、こうして出演されてPWSを社会に認知してもらえる機会を作ってくださるので、感謝しますが、でも、感じたまま言えば、もう家庭崩壊状態だし、メディアに出演される前に少し落ち着いて生活を安定させることを優先されないと、もう限界じゃないかな。お母さんのアルコール依存症はかなり重度と感じますし、アルコール依存症はとても恐ろしいものです、不幸な事件が起きる可能性が高い雰囲気があります。
PWS云々以前の問題が多すぎますね。この環境でケイラさんは本当によくがんばって生活していると思う。知的なハンディもほとんど見られない感じですし、この子なら自立可能と感じますね。
自分の過食症の診察を受けているとき、きちんとノートにメモも取っていたし、何よりも、お母さんのアルコール依存症を何とかしたいと医師に相談していたシーンは、胸が痛くなる。
このような悲劇的な御家族と難病の紹介を、焼肉屋で焼肉食いながらするセンスは許容できません。
取材したメディアは難病を社会に認知してもらうという大きなテーマ以前に、本当にこの御家族を救う気があるんだったら、追跡取材以外の方法も考えて欲しい。