土に遊ぶまち

お昼御飯を、なんばパークスで食べて、7階へ上がり、大阪芸大環境デザイン学科さんの「土に遊ぶまち」展を観てきました。

土に遊ぶまち
http://www.blog.osaka-geidai.ac.jp/geidai/2009/10/06/

なんばとアベノの街をコアとして捉えた提案。
なんばパークスのホームページの画像見て、すごい作りこんであると思いましたが、会場で見ると、ほとんどがgoogleアース等の衛星写真をつないで、ポイントの建物だけ模型化していました。でも結構効果ありますね。
会場では、まだ生徒さん達が制作していて、会期中に完成させる感じ。小さいチンチン電車が走っているので、見ていましたが、こんなとこに線路あったっけ?と思い、聞くと、上町線のアベノ駅となんばをつなぐ新しい路面電車の提案らしい。
なんばからアベノをコアとする提案は、実際この辺りが関西の公共交通の中心点とも言えるし、神戸、京都、奈良、関空等、ほほ1時間以内にいけるし、滞在費も安いので、この辺りは長期滞在の海外のバックパッカー達が、たくさん居るし、過去のイメージを変えて、観光都市として再開発していけば、と普通に考えると、ここに今焦点を当てるのは正解と思う。
某府のH知事は、府庁をベイエリアに移転し、そこが関西のコアになると言っていますが、莫大なインフラ整備しなくて済む、既存市街地の再開発の方が、個人的には良いと感じます。ベイエリアはむしろ現状より低開発もしくは南港野鳥園をロールモデルとした、干潟状の領域として、大阪湾の浄化のエリアとすべき、と言うと言いすぎか。
会場では、もう一つ、「砂で染めるまち」と言うワークショップをやっていて、妻子が参加。砂に好きな色を着けて、それを透明な箱に入れて、好きな位置に並べていく事で、都市のような姿が現れてくると言うアイデア。丸い台は、不安定に作られていて、端に置くとバランスが崩れるらしい。竹のシェルターは面白いアイデアだけれど、砂の都市が外からはっきり見えないので、通り過ぎる人からは、何をやっているのか、たぶん分からないだろう。