指人形作る

今日からアーチャン春休み。午後、南港ATCに行き、フェルトの指人形のワークショップに参加してきました。春休みということで、親子連れの方がたくさん参加されていました。親子で協同して一つの人形を作ると思っていたら、一人に一つということで、アーチャンはうさぎさんを、カーチャンはネコを作ることに。講師の先生からの丁寧な制作方法の解説の後、針を使うので、ケガをしないように先にバンドエイドを指に巻いてから制作開始。アーチャンはこのところ物作りの仕方とか見ていると、かなり自己描像と感覚とがずれている(例えば下書き線に沿ってハサミで切る動作など)ことが分かってきたし、少し危ない感じがしましたが、こうやって繰り返し作ることに馴染んでいく事で、療育的な効果が出てくるようにも感じますし、ある程度まかせて制作しました。おそらく多くのprader-willi症候群児が同様の認知面の困難さを抱えているはずであり、自己描像と感覚のずれは、日常生活の中では、例えば食事をしたり手をつないだり、文字を書いたりといった場面では、知的な遅れの面から、こちら側がハードルを下げてみている部分もあって、大きな支障になっているとは見られていないようにも感じますが、でも本人達にとっては、実はとても大きな困難さや不安感のようなものを抱えてるのではないだろうかと推測しています。
制作で難しいところはサポートして進めました。完成後、出来栄えにとても嬉しかった様子で、ニコニコでずっと指にはめたまま帰宅しました。楽しい時間が過ごせました、感謝です。

型紙が用意されていて、胴体、頭、腕、耳などに切り分けていきます。

鮮やかな色の毛糸も飾りに使います。バイキング形式で何度も往復して選んでいました。

それからサクサクと針で突付いて形を付けたり、パーツをつないだりしていきました。

そして完成。途中は僕もサポートしていたので、画像なし。最後にオレンジ色の毛糸でカバンを作ったのが特に嬉しかった様子。名前をシロちゃんとつけました。

カーチャンも時間ギリギリまで粘って何とか完成。

ふわふわ羊毛の不思議 〜羊毛でフェルト人形を作ってみよう〜(申込み要)
http://www.pref.osaka.jp/annai/attach/k_0000-4700_1.pdf
3月25日(水)13:30〜15:00
ところ:大阪市消費者センター実習室(大阪市住之江区南港北2−1−10  ATC ITM棟3階)
ニュートラム「トレードセンター前」駅下車(2号出口)