府庁移転 大差で否決

ほんの1ヶ月前に橋下知事は、「WTC移転が崩れると、すべてが崩れる」と言っていましたが、そのようなカルトみたいな物言いに対して、議会はNOと言ったという事ですね。
それとこの間、様々な専門家達が意見を述べておられましたが、その中で、私が最も適確な意見と感じたのは、まちづくりプランナーの高田昇先生が、朝日新聞2009年3月3日欄に書かれた意見でした。WTC移転案に対して、「(府庁移転案自体は)現実的にあっていい答えだとは思いますが、問題なのは、府市が協同で発表した都市構想案が非常に時代遅れなことです。」等々述べておられました。私が事務所に勤めていた頃、事務所の所長がコーポラティブハウスが好きで、高田先生とも交流があったので、御考えに馴染んでいたということもありますが、記事の御意見にまったく同感ですね。あんなしょうもない案提案しなければ、可決されていたかもしれないですね。