百年後の博物館展

行き当たりバッタリの我が家。先週僕は平日徹夜の連続で少し休みたかったけれど、どこか行きたいと申されるので、朝から鬼の検索をして、ヘップファイブのヘップホールで開催されている「百年後の博物館展」を観に行くことに。

百年後の博物館展
http://www.hephall.com/100musium/

黒田武志さんのホームページ
http://homepage.mac.com/sandscape/

まったく知らない作家さんでしたが、素晴らしい展示内容で、特にアート作品は通常観客に触れさせない場合が多いですが、とても繊細な作品であるにも関わらず、回転させて中に仕込まれている砂や小石や水の音を楽しんだり、オルゴールのぜんまいを巻いて、ゆったりとした音を楽しんだりと、自由な雰囲気。
今までいろいろな展覧会にアーチャン連れて行っても、作品自体に興味を持つ事は少なくて、こちらもややこしい現代アートにいちいち関心持たれるのも、変なので、適当にしていましたが、今日の展示はアーチャンとても気に入った様子で、自ら進んでこちらの手を引っ張って、あちこち廻って触って楽しみました。最後にアンケートにいろいろ回答していましたが、オルゴールの作品が特に良かったようですね。
アンケートにワンワンとヘップファイブの大観覧車のゴンドラを描いていました。


でも、個人的には、この手の、室内の照明を落として、黒い幕のスペースを巡礼するようなスタイルで、作品のみの小さな灯りに集中して、という感じの展示は、僕は洗脳アートと呼んでいて、生理的に受け入れられないところもありますね。舞台芸術もされているというところで、そのような表現は不可欠なのかもしれませんが。