天保山サントリーミュージアムにて、「シャガール展」を観る

prader-willi2006-05-05

呑気な僕は連休中、銀行ATM休みすっかり忘れていて、キャッシュが無くなってしまった。仕方ないので、お金使わないで楽しめるところに行く事に。
ちょうど、サントリーミュージアムがこどもの日は、無料入館だったので、お弁当カーチャン作り、海の見える広場でお昼してから見ることに。ここは安藤忠雄さんの設計なので、コンクリート打ち放しの壁、床で、とても固くて味気ないですね。もう少し木製デッキ使うとか、海遊館と同じような雰囲気で楽しい感じにまとめるとか、何か、景観上のやわらかさがあってよいだろうと思う。岸壁周辺のランドスケープの仕掛けも大雑把で疲れる。座ったオリーブの植栽のマスもコンクリートで仕切られ、孤独な感じだ。こういうのをクライアントである行政や企業が喜ぶのは数量化しやすいので管理が楽だからとしか思えない。オリーブの樹が何本あるか数えられるようなランドスケープは、つまらないな。
食後、オリーブの実をアーチャンと集めていると、名前の知らない鳥が赤い実を食べに飛んできて、しばらく僕達の近くに居たので写真とる。
シャガールのこと、あまりよく知らなかったけれど、展示されていたタブローや銅版画、リトグラフには、たくさんの小鳥が描かれ、さっき見た、小鳥と樹と僕たちのような関係の雰囲気の絵があり(タイトルはリラの花束)、帰りに絵葉書購入。絵に描かれた人物も皆、幽体離脱というのか、無重力のなかを浮いたように存在している。
サントリーミュージアムのホールにあるコインロッカーは何故か急なスロープのところに設置されていて、車椅子の人や、ベビーカーの利用者には、とても使い難いというか、まったく理解に苦しむな)

愛の旅人 シャガール展
2006年4月29日(土)〜6月25日(日)
サントリーミュージアム