草間彌生著「無限の網」を読む(借りる)
先週観に行った草間彌生さんの本を図書館に予約していたら、通知がきたので、借りに行く。
予想通りのハードな内容。初めて年譜見て、バーチャン(僕の母)より1歳若いだけと知り、少しビックリ。
一部引用
カンヴァスに向かって網点を描いていると、それが机から床までつづき、やがて自分の身体にまで描いてしまう。同じ事を、繰り返し、繰り返しすることで、網が無限に拡がる。
- 作者: 草間彌生
- 出版社/メーカー: 作品社
- 発売日: 2003/03/31
- メディア: 単行本
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僕が強く惹かれた無限の網の作品に対するコメントhttp://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20050211#artは、草間さんのイメージ世界を追体験したような感じですね。
僕も20代の頃、銅版画で、泡によって埋め尽くされるイメージの絵を書きつづけていた時期があり、自分の体にまで描いたということは無いけれど、イメージ的には同じような感触がありますね。草間さんが、無限の網のイメージを立体化、インスタレーション化していくプロセスにも共感する。