プレベンチャー事業で「タンパク質の徐放性製剤」を開発

素晴らしい研究ですね。一日でも早く実現する事を願います。

生分解性を有する特殊な材料をベースにして、添加物などについて検討を進め、タンパク質徐放性製剤を開発し、内封するタンパク質としてヒト成長ホルモンを、2週間以上にわたり一定速度で放出し、かつ投与直後の初期過剰放出が充分抑制できることを、ラットおよびサルでの実験にて確認しました。ヒト成長ホルモンは現在小人症の子供たちに連日注射投与がなされており、本技術に基づく新規注射剤により、注射頻度を減らすことが可能となり患者のQOL向上に大きく貢献するものと期待されます。また、通常に比べて極く細い注射針で投与が可能なので、患者の痛み、恐怖心が軽減されます。
http://www.jst.go.jp/pr/info/info121/index.html
独立行政法人 科学技術振興機構のHPより