「新撰組!」第35回「さらば壬生村」を観る 地震と津波と捨助と

7時7分の地震は揺れもそこそこあったけれど、やたら長かったですね。感覚的には30秒以上あったように感じた。阪神淡路震災の悪夢がよみがえる。バーチャン絶叫、心臓に悪そうで、そっちの方が気になるくらいだった。
新撰組の画面も地震津波情報をスーパーで流し続けていたから、画面は無茶苦茶になっていたけれど、NHKだから仕方ないね。こういうハプニング的なこと、三谷さん嫌がる人では無いと思う。意図せざる画面が混在し、こちらの頭の中もスーパーで流される文字とか地図によって知る現実とドラマとに引き裂かれながら、両方理解して観ている状態も面白いものだ。
ドラマの中でも捨助桂小五郎からの短冊メッセージで作られたハタキが寺田屋女将に壊されて意味分からないまま新品、岩倉具視に届けて、違う意味で伝わる場面、面白かったし。新撰組のキーマンは、竜馬ではなく、どうも捨助=天狗なのか、冗談大河はさらに続く。
桂小五郎の偽うどん屋のうどんに近いの、この前カーチャンに食わされたような気がするな。超アルデンテ。