字読めない「失読症」、英語圏と漢字圏で原因部位に差

欧米を中心としたこれまでの研究では、失読症の人は、文字のつづりを音の固まりに分ける過程に障害があり、左脳の「頭頂葉」や「側頭葉」などでの神経活動の低さが原因と考えられてきた。しかし、香港大のリ・ハイ・タン助教授らが、先天的に失読症である中国人の子ども8人の脳を、磁気共鳴画像装置を使って調べたところ、左脳の「中前頭回」という西洋人とは別の部位の活動性が低いなど、これまでの実験結果とは大きく異なることが分かった。文字自体は意味を持たない表音文字のアルファベットを使う言語と、表意文字の漢字では、脳での読み方の仕組みが異なるらしい。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20040902it01.htm
yomiuri onlineより

アーチャンも発話言葉の発達がまだ未熟で、なかなか言葉によるコミュニケーション難しいから、文字の読み書きの方はどうなんだろう?視覚的な部分は健常児と同じかむしろ優れているところあるらしいから、話言葉の未熟なところ補ってくれたら良いなと思っているけれど、PWSの脳の機能研究を上記のようにfMRIで詳細に調べていけば、もう少し適切な言語訓練等に結びつく成果出てくるのでは無いかなと期待する。以前の大野先生の講演会で、PWSさんのドナー募集されていたからhttp://d.hatena.ne.jp/prader-willi/10000502#p19、期待したいですね。先生の研究室鳥取だから、検査に参加したいけれど、一日で済むのだろうか?継続しての検査になるんだろうか?一度お聞きしてみよう。何でも試してみないと。