「わたしを作る−針金を使って空間にドローイング−」
午後、阿波座に出て、enocoへ家族で行き、美術館にアートを贈る会さん主催のワークショップに参加してきました。
「わたしを作る−針金を使って空間にドローイング−」講師:今村源
美術館にアートを贈る会さんのwebより引用
http://blog.goo.ne.jp/art-okuru/e/af9547569602a55d49aea0c4952199c5
美術館にアートを贈る会さんの第4弾寄贈プロジェクト作家の今村源さんが講師でした。
(進行役の贈る会の室谷さんとは、以前からBreaker Projectさんのワークショップ等でアーチャンがお世話になっていて、1週間前に旧今宮小学校でお会いして、今村源さんのワークショップ参加を、とても喜んでくださいました。いろいろな活動して、アートを支えている人が居られる事知ると、嬉しいですね。今日も、とても丁寧なサポートしてくださいました、感謝です)
最初に、今村さんが針金のような、線による立体作りの面白さや、自画像を作ることの、視覚認知上のことなど、お話いただきました。
参考にジャコメッティのドローイングを基に制作された針金による立体の解説で、ジャコメッティは、彫刻を作るとき、モデルを正面から、決まった位置からしか見ないで、決して裏側に廻ったりしないで、自分から見えた像に忠実に、あのような作品を作っていたらしい。ジャコメッティのドローイングは、3DCGのレイヤーモデルのように、線がいくつかのレイヤーのように重なり合い、裏側も透けて見える。
ドローイングを基に制作された針金による立体は、その視覚的な過程を辿るようでユニークでした。
作り方の解説の後、制作開始。
同じ作業テーブルに、以前からお世話になっているギャラリー「あしたの箱」の熊谷さんが居られ挨拶、熊谷さんも針金アート制作されているので、針金つながりですね。
アーチャンは、昨晩夜更しで眠い様子で集中なかなかできませんでした。別のテーブルの方が、自分の頭に針金を当てて、模っているのを見て、真似ようと思ったようで、そこから開始。
まず、いろいろな色の針金から自分の好きな色や太さのものを選びました。針金を何本か束ねてドリルでロープ状によった今村源さんオリジナルな綺麗な針金でした。
アーチャンは自分の頭や目や耳に針金を当てて、模ります。それを立体的に組み立てていくのを夫婦で手伝いました。
アーチャンが撮影した自分の作品。右下の小さな鏡にカメラ持って撮影しているアーチャンが映りこんでいて面白い。
何とか完成。参加者の皆さんの作品も並べて感想など話し合いました。いろんな年代の方が参加されていたし、どれも楽しい雰囲気がありました。熊谷さんのはとても似ていたし、口が動くユニークなものでした。お一人遅れて来られた方は、自画像を作るというテーマ知らずに自由に、作られたので、水族館の魚たちが泳ぐ様の立体でしたが、何故か不思議に顔に見えてくるというか、顔的な要素があると顔と認識してしまうのも面白いですね。
アーチャンのは、最後にぬいぐるみのチーチャンと夢ちゃんを追加して完成でした。ぺったんこの絵のような立体になりました。
楽しい時間、丁寧なサポート感謝です。