御堂筋ワンダーストリート

午後、本町駅で降りて、F1カーの走行やフェラーリ100台の展示など家族で見てきました。

御堂筋ワンダーストリート
http://www.midosuji-wonderstreet.com/

フェラーリなんてまったく縁遠い世界ですが、ちょっとした子供の頃の記憶が思い出されました。
中学生の頃、近所の友人のY君が車が好きでカーグラフィック誌読んでて、ピニンファリーナのデザインのここが凄いねんといろいろ熱く語ってくれた記憶。たぶん赤いフェラーリだと思うのですが、その時の美しいフォルムは強烈で頭に残っています。
今日もその時のフォルムが無いかと無意識のうちに探していましたが、どうも見当たりませんでした。
でもどれもが強度のある凄いデザインばかり。
F1の走行も一瞬で目の前を通り過ぎましたが、まるで現代の流鏑馬のようなイメージかな。(フェラーリのエンブレムも馬だし)
ピニンファリーナでデザインデレクターされていた奥山清行さんが日本でデザインされたヤンマーのトラクターが先導役で走っていたのが対照的で面白かったですね。
最近は自動車メーカーは自社デザイナーにデザイン担当させることが多く、ピニンファリーナは経営厳しく身売りのニュースも出ていましたし、奥山氏のトラクターが先導している様は、時代の大きな転換点のこれも象徴なのかもしれません。

<ヤンマー>北米で目標年間3000台「畑のフェラーリ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151127-00000113-mai-bus_all

追記

プロフェッショナル仕事の流儀 奥山清行を観る
http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20060706/art

奥山氏をテレビで紹介されてたのはもう9年も前でした。
当時はまだピニンファリーナに居られた。
番組で言われていた「あらゆる線に意味がある」良い言葉でした。
昨日も記憶の中にある車のボディの線をさがしていたのかもしれません。