上山信一氏の改革に対する関市長の市会答弁

【 平成19年8・9月特別委員会(市政改革)-09月19日−02号 】
関市長答弁

もちろん、市政改革推進会議、これ上山さん委員長で今やってるわけですけど、どっちかというとこれは、非常にある意味で私の解釈は、アメリカ式の、例えば企業は非常に本当に倒産寸前になっているとか、その建て直しとか、そういうときには極めて有効な手段だと思っています。
 大阪市も、ああいう2年前あるいは3年前の危機的な状況のときには、この外部の推進会議の意見、あるいはこのやり方というのは非常に効果があったと私は思っています。
 ただ、このやり方は、未来永劫、大阪市のために本当に長期的展望に立ってこれがいいかどうかと。これもまた別の問題でありまして、市政改革推進会議の委員の方の任期は来年の3月末まであるわけでありますが、その後どういう形で外部の意見を、あるいは外部の目で見た市政の状況、これを我々が市政にどう反映していくかというそういう委員会の形態等、あるいはメンバー等については、これはやはり見直す時期はあるわけでありまして、そういうことは十分念頭に置いて、現在まずは目下のいろんな課題に対応しているわけです。
 しかし、そういう長期的展望も私自身は決して忘れているわけではないわけでして、やはり目的は、20年、30年後の大阪市のために本当に役立つこと、今やるべきことは何かということを真剣に考えて対処しなければならないと、その一点にあるわけでして、決してこのままのことをずっとやる、それが将来のためにいいとか、そういうような考えは持っておりません。