中川貴文展
午後、なんばへ出て、天音堂さんへ家族で伺いました。画廊のホームページで展覧会の案内を見ていて、今日の午後2時から小野純子さんによるライアー(竪琴)の演奏会があるとの事で、それで面白そうと思い。展覧会のアーティストの中川貴文さんのことは実際まったく知らない方でした。
中川貴文展
http://amanedo.exblog.jp/16550456/
天音堂より引用中川貴文web美術館GON
http://deargon.blog79.fc2.com/
アーチャン最近こだわり行動が強くて、今日も出掛ける段になって、手紙を書いたりし始めて、家を出るのもぎりぎり。画廊には2時ジャストくらいに到着。
ライブ前にライアー演奏される小野純子さんの紹介とともに、中川貴文さんのこともご両親がお話しされていて、その時初めて、貴文さんは若くして亡くなられて、残された作品をご両親が展覧会企画されたのだということを知りました。
小野純子さんも子供さんを亡くされていて、天音堂にみなさん導かれるようにして、集って来られた方ばかりでした。
ライアーの演奏は生で初めて聴きましたが、温かい響きのある、素敵な体験でした。
小野さんの解説で、現代のライアーは、第一次大戦後の荒廃したドイツでシュタイナーが再興のシンボルとなるよう考案して作り出したものらしい。それ故か音色はとても優しい温かいものでした。
演奏会の後、展示されている絵画を拝見。
それぞれ描かれた人物に動きがあって、アニメの絵コンテのような、ある瞬間を切り取ったセル画を連想させるような、ユニークな絵画。
アーチャンは、絵ハガキサイズの、たけのこ堀の絵と、日本画のマンドリルの親子の絵がお気に入りの様子。お母さんがそれで、マンドリルの絵の前で我が家の記念写真撮ってくださいました。感謝です。
僕も、たけのこ堀の絵は今年の春にアーチャンと一緒に初めて、たけのこ掘ったので、その時のこと思い出したり、シリーズにある田舎の光景が自分の子供の頃住んでいた福知山の山里を連想させて、共感していました。
貴文さん、2008年、21歳で夭折との事。こうして亡くなられた後も、家族の愛で残された作品群に新しい命が注ぎ込まれていく姿を見ることが出来て、今日はとても良い時間が過せました。
アーチャンとの日々も、いつまで続けることが出来るのか分りませんが、毎日を大事に暮らしていければと改めて思いました。