小清水漸展

山中先生の個展を拝見してから、5階に行き、信濃橋画廊5にて、小清水漸展を見ました。
小清水さんも信濃橋画廊閉廊への思いを込められたのか、1970年代に作られた作品に、手を加えられたのか、そのまま再度展示されているのか分かりませんが、そのような年代記述がされた作品と新作とが展示されていました。展示物から、その架台まで、おそらく全てにこだわって、細部まで突き詰めて作られた作品の様子。閉じられたホワイトキューブな画廊空間での展示の可能性とその限界をシンボリックに示しているような印象。