ポポチャンを描く

夕方2階で仕事していると、いつものようにアーチャンが内線電話で晩御飯を知らせてくれる。今日はその時、ポポチャン描いた、と言うので写真撮るねと言って電話を切りました。降りていって聞くと、ポポチャンを見て描いたのではなくて、アーチャンの中のポポチャンのイメージで描いたらしい。

いろいろと変化が見て取れますね。特に鼻の描き方は今までの表現とは異なり、立体として切り取ったような、デビッド・マーの三次元イメージの説明図のような閉じて分離した形ではなくて、2.5次元的な、閉じていない形になっています。これはとても大きな変化だと感じます。鼻以外の部分でも、左腕と胴体とのつなぎ目というか脇のところの表現に、少し戸惑ったような曖昧な表現のところがあり、分離したものから、滑らかにつなげて描こうとする心の働きが生じているのではないかと推測し、また期待もして見ています。カーチャンが絵の脇のところ指差して、ここは何と聞くと、自分の脇のところ指差して、ゴニョゴニョ言っていますが要領を得ませんでしたが、その要領を得ないところで戸惑っている感がリアルに感じられて良かったですね。(でも自分の右側の脇のところ指指していたので、認知の座標系の変換がまだまだうまくいっていない感じですが)
鼻、脇、そして脚の単線表現と、自分の目からの距離によって、表現に差異が生じているところも良い傾向だと感じます。この調子。