大阪市政改革「洗い直す」…平松・新市長

前の市長が打ち出した改革によって、家族で陶芸教室に通っていた青少年会館も廃止が条例で決定され、来年度からどうなるのかまったく分らない状況。新世界のフェスティバルゲートのアート関係のnpoの拠点なんかも今後どんな風になっていくのか、この辺りの見直しも新市長によって再度変更があるのか注目したいですね。
でも、来月くらいから、土曜日は京都大学での療育に参加することになったので、陶芸も今まで通りのペースは無理なので、どちらにしても青少年会館に行くことは当面無くなりそうだから、どちらでも良い感じではあるけれど。何らかの形で再度利用することになった時には、もっと明るい雰囲気の場所にして欲しいですね。現状は青少年が通う施設というイメージが感じられませんから。

特定調停後、二次破たんの恐れが指摘されているWTCについては、「市の負担が一番少ない方法で最終処理後、市が購入し中之島にある市役所を移転したい」とし、現在の市役所は、計画がストップしている近代美術館に転用するなど、「負の遺産をプラスに転じたい」と話した。
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20071119p102.htm
読売新聞のHPより引用

市が率先してまず動く、というところは良いですが、でも、この市役所移転は、WTCの立地からみて、巨大地震時などの際の防災センターとしての機能を充分果せるのか?という観点からは問題有りと思うし、よく検討すべきでしょうね。近代美術館は、以前、僕のblogに考え書いたけれどhttp://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20070302/memo、市長公館をコンバージョンした方が良いと思う。近代美術館の予定地は凍結するのかもしれませんが、個人的には国立国際美術館の雰囲気と空間的に連動するような現代美術センターを大阪府と協働して建設して欲しいですね。現在の大阪府の現代美術センターは、オフィスビルの一角に分散してあるし、何故か日曜休館という有り得ない運営されていますから、こういうやる気の無い現代美術への取り組みも、この際改善して欲しいですね。
財政の為の緊急避難的な処置とは別のところで、大阪らしいランドスケープ作りを含めた計画をきっちり描いて欲しいですね。