陶芸クラブ

午前中、療育園で訓練の後、青少年会館で陶芸制作。
今年度一杯で、大阪市の青少年会館は廃止が決定していて、最近ずっと閑散とした雰囲気だったが、今日は、たくさんの子供達(たぶん学童保育で来ている子たち)が覗きに来て、粘土をあげて、一緒に制作することに。
最初は、二人組みの女の子が来て、興味あるみたいだったので、カーチャンが、作る?と誘って始まったけれど、そのうち、次々と、やってきて、数え切れないくらいの子たちと作ることに。たぶん10数人くらいは居たのではないかな。そのうち、子供達は僕達夫婦を、先生と呼び始め、ここはどうしたらいい、とか、布下さい、とか、大賑わいとなった。これはこれで楽しい出来事。
そのうちに能天気なカーチャンは、これを焼いといてあげる、などと、気楽な事を約束し始めたので、さすがにそれは、乾燥したのを来週持って帰ることにして勘弁してもらいました。
本当は、青少年会館主催でやっていた当初のように、ここで制作して、焼き上げてという事ができれば一番良いのですが、財政難の大阪市ですから、いまさら無理なんでしょうね。でも、こうして喜んで制作している子供達を見ていると、大阪市財政再建と共に、大きなものを失いつつあるのではないかと感じたりしますね。

アーチャンは、どさくさにまぎれて、いつの間にか家族で分けて食べる予定の、おやつやジュースを約束の分以上に食べて、すましていました。残した小さなクッキーを一個だけ持ってきて、「カーチャン遅いもん」とか言い訳していますが、悪知恵はいろいろと働く様子。なかなかやるな。

飛び入り参加の子供達が作った作品。こねているうちに、水を足しすぎて、びしょびしょになり、作るのをやめた子も居ましたが、概ね皆、形にはなっています。

アーチャンの作品
大き目のプレートを僕が作り、そこにアーチャンが描いています。最初に自分の手形をなぞって、それから僕達を呼んで、手形をなぞってくれました。なぞるといっても、かなりオーバーランしたなぞり方なので、グローブみたいになっています。左下に小さなアーチャンの自画像があります。楽しい雰囲気に出来ました。

それから、ウサギさんと小さなお皿をたくさん作っています。粘土を、飛び入りに子供達に分けたので、粘土が無くなった時点で作るのをやめましたが、いくらでも作りそうな雰囲気。

トーチャンの作品
四分の一円の小鉢。正月用に制作。

カーチャンの作品
あいかわらず猫制作。生活で使うものとか作ればと言うと、生活で使うものって何?と御質問されました。ついでに作ったような小鉢はその答えなのか?

青少年会館へ行く前に、大阪丸ニ陶材で、陶芸用の土購入。
信楽土20キロ2310円
五斗まき合せ土15キロ2835円
合計5145円(平均147円/キロ)
だいたい一回に一人が2キロ使うから、粘土代としては、300円程度ですね。