吉行洋子とつき山いくよによる2人展<第二回 吉月会>を観る

吉行洋子さんと洋子さんの絵画教室の生徒さんだったという、つき山いくよさんの二人展は、今日が最終日ということで、御伺いしました。3時からのイベントはとても楽しいイノウラトモエのミニライブ&おやつタイムがあり、アーチャンも大喜びでした。アーチャンは洋子さんに家で描いてきたいろいろなオブジェをプレゼントしました(お渡ししたので画像は無いです)
作品紹介の許諾もいただきましたので、転載させていただきます。

吉行洋子とつき山いくよによる2人展<第二回 吉月会>
2007年1月17日(水)-1月28日(日)
いとへん Books Gallery Coffee
http://www.skky.info/itohen/gallery/index.html 

ギャラリー奥の洋子さんのオブジェとつき山さんのタブロー。洋子さんのオブジェはクレーのスケッチ集のなかからイメージされたものらしい。とてもシャープな輪郭と近づいていくと見えてくる、表面全体に細かく刻まれた傷のような表現に、強すぎる輪郭への無意識の抵抗のようなものを感じます。親和的なテーマと孤独な魂が混ざったような印象を受けました。つき山さんの作品にも同じような雰囲気を感じます。
アーチャンはオブジェ見ながら「目が無い」としきりに言っていました。

つき山さんの作品。僕が印象深く感じたタブロー。
この他に、小さなモニターにパラパラマンガと音楽とが流れ、「苦楽」をテーマに苦の文字人間が、再生して楽人間に変身していく様が描かれている。


アーチャンは下のオブジェが特に気に入った様子。サイン台の傍にこそっと置いてあり、うっかりすると見逃してしまいそうなところにあります。