僕の歩く道

昨晩も自閉症の青年が主人公のドラマ「僕の歩く道」を見た。
輝明さんが、何もない状態が長く続くと不安になり、ツールドフランスの歴代優勝者を連呼し始める所の、「何もない状態が長く続くと不安」という部分は、PWSにも共通しているのか、アーチャンにも、そういう感じのところあるようだから、毎日の起きてから眠るまでの間、充実した時間を過せるように、気を配り工夫しないといけないなと改めて思う。輝明さんが、毎日葉書を都古さんに出すところ、切ないが、これも生活のリズム、工夫の一つであろうか。アーチャンも毎日、誰かに手紙を書いている。出す相手の無い時は、ぬいぐるみのチーチャンに渡している。この習慣が良い方向に結びつく事を祈る気持ちだ。

最初の給料日、何日働いたのか分らないけれど、9万円というのが妥当な額なのか、どうなのかよく分らない。家族構成から、兄夫婦の収入と亡父の遺産で生計は成り立っているんだろうか、兄の扶養家族としているのか、などなど空想する。
亡父は息子の自閉症であるということを認めなかった、というくだりを都古さんの口から語らせていたけれど、やや描写が不足していて、それが現在の家族の対応の仕方などに、どんな影響を与えたのか、などよく分らない。バツイチ飼育係の中年男の離婚原因も自閉症の家族であることが同時に示唆されているけれど、ここも描写が不足していて、意味不明だ。
ストーリーはフォレストガンプ連想。