国立国際美術館にて、シュテファン・バルケンホール展を観る

ゴッホ展と同時開催の木彫作家の展覧会。ゴッホ展はB3階で、こちらはB2階。観客も少なく、ゆっくりと観る事ができた。
アーチャンは、ゴッホ展の混雑で疲れたのと、お腹が減ってきて限界にきたようで、「カエロー、カエロー」連発、でも僕が「ぞうさんあるで、観にイコ」と言うと、再び目が輝き、見ることに。アーチャンと木彫の人物のポーズを一つ一つ真似ていく。
いろいろなサイズの木彫とレリーフ多数。ミニチュアなもの、等身大のもの、極端に大きな頭部、レリーフによる大きな風景、人物と極端に大きな台座、独特の粗いタッチと彩色。
レリーフが特に良いですね。2次元と3次元の中間体であり、物質とシンボルの中間体でもある。立体もその台座との関係がユニークだ。ランドスケープから切り離されようとして、離れない、輪郭が明確でかつ曖昧な世界。
彼も僕の心の師である、敬愛する福岡道雄先生の作品みているだろうか?国立国際美術館で、ぜひ福岡道雄展やって欲しいものだ。

http://www.artcyclopedia.com/artists/balkenhol_stephan.html
ArtcyclopediaのHPより

http://www.artnet.com/artist/1881/FineArtThumbnails.asp?G=0&aid=1881&which=&currpage=1&ViewSize=large
(ここの画像が良いです、国立国際もこの程度の資料は作るべきでは?)

http://www.mai36.artgalleries.webbuild.ch/index.html?SID&page_id=14&wcm_ctrl=element&wcm_action=list&wcm_step=1&node=17&level=1&navi_array=4&l=1
AGS Art Galleries in SwitzerlandのHPより