正倉院研究

先日、奈良国立博物館で「正倉院展」観たときの正倉院自体に対する興味から、少し検索してみると、宮内庁のHPに的確な資料が公表されていました。大正時代の解体修理の際の写真や図面観ると、やはり屋根は大きく垂れ下がり、軒先に何本も柱を立てて支えていたようだ。そして、一番面白いのは屋根を校倉の壁で支えずに、室内側に添えられた柱によって支えていること。これで少し謎が解けてきた。
これなら純粋な校倉造りでは無いですね。面白いトリック使っている。
大正の修理で古い形式の屋根は廃棄され西洋式のフレームに置き換えられたらしく、それによって現在の美しい軒のラインは見られるようだ。もう少し詳しく研究してみようと思う。僕は、こういう、行き当たりばったりな感じも好きですね。

http://shosoin.kunaicho.go.jp/
宮内庁 正倉院のHP(ここの正倉院紀要の第5号「正倉について」参照)