「セルフ・エデュケーション時代」川俣正編著を読む(借りる)

イントロダクションから一部引用

「自らが自らの力で学ぶ」とは何か。つまりセルフ・エデュケーションとは何か。このシンプルな問に対して、新たな手法(脱芸術、アートレス)を使って大胆に応答する試みだ。(中略)近年日本などでは、家庭や学校、企業などから離脱しようとする「目に見えない心理」をもち、外へ、新しい共同体=コラボレーションを求めるマイノリティが急増しはじめているのではないだろうか。(中略)いずれのコラボレーションでも共通したコンテンツがある。感覚や身体とは何か。他者や異質な考えをどう受け入れるのか、アクシデントに見まわれながら交渉=折衝をどう持続するのか、フラットなヒエラルキー(平等、対等な立場)とは本当にありうることなのか、新たな自覚と認識を生み出すにはどうすればいいのか。(中略)これは未知の実践への呼びかけなのである。http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4845901277/ref=sr_aps_b_/249-5896347-4165120

家庭や学校、企業などから離脱しようとする「目に見えない心理」という部分は、共感するし、僕は既に企業社会から離脱した。「新しい共同体=コラボレーションを求めるマイノリティ」という部分も既にステレオタイプな響きがあるが、魅力的ですね。こうしてblogにPWSのことを中心に書き続け、いろいろな方と意見交わす事も、僕にとってはアートレスであり、かつアートであると感じる。