特別展 昆虫

7月21日(日曜) 長居公園内にある大阪市立自然史博物館へ家族で行き、特別展昆虫を観ました(ブロガー無料招待に申し込んで、今回もラッキーに当選しました)

夏休み最初の週末で子供連れの観客がたくさん来られていました。

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特別展昆虫

https://www.ktv.jp/konchu/

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過去の様々な特別展、特に恐竜展などは体のサイズも巨大だし、娘も喜ぶような触れる展示がありましたが、昆虫は小さいしで今回は触れる展示はありませんでした。

その分、日常的に見る機会もある小さな昆虫たちの、200倍に拡大した蜂や30倍のクワガタや蝉や蝶のモデル展示が、見逃している昆虫の形態の細部の美しさ不思議さを伝えています。

 同様に、海外の、普段見ることの無い、かつ肉眼では小さ過ぎて形態も分からないけれど、拡大すると想像を絶するような不思議なツノゼミの展示も、昆虫の多様性を伝えてくれます。

最初、冬虫夏草と見間違えてしまいました、進化論などで説明つくのでしょうか、謎だらけな形、とても魅力的です。

 生態の不思議さでは、イグノーベル賞受賞したトリカエチャタテのオスメスの生殖器の逆転現象の展示もユニークです。従来の概念が覆る研究らしい。これも進化論で説明つくのでしょうか。

 膨大にある標本を見て、娘のアーチャンは自分の好きなカラーの昆虫を探してきては写真撮ってとリクエスト。生きてて動くところも見てみたくなる美しさですね。

妻のリクエストは真逆の地味なカラーの標本でした。

 

 生きてる昆虫の展示のメインがGの部屋という事で、私はちょっとGは苦手で、もう少しカラー的にも子供達が導入部として喜びそうなものの方が良いのではと思いましたが、海外のGは森林の葉っぱなど食べて処理してくれる自然環境に無くてはならない存在と展示パネルで知り、認識を改めました。

 

昆虫研究でまだまだ新種が発見されているらしく、その生態の多様性を改めて知る機会になりましたし、美しい標本はいつまでも見飽きません、お薦めの展示です。

 

「間合いの良さ」展

2019年1月13日(日曜)
enocoの1階でYukawa-Nakayasuさんの「間合いの良さ」展を観ました。
www.enokojima-art.jp


在廊されていて、詳しく意図をお聞きして内容理解がよく出来ましたし、家族展のアーカイブ作りにも、いろいろと参考になるところがありました。
enocoの収蔵作品7900点からYukawaさんが選び展示構成されたもの。Yukawaさんの作品作りの手法としてのフィールドワークを収蔵作品を対象に行っている。
そこにさらに、作品群から感じ取ったイメージにより、自身の作品を挿入している。
自身の作品を挿入して構成している点は賛否あるだろうなと思いますが、たまたま、昨日参加した、マイクロストーリー作りのワークショップで気付いた、自分がやろうとしているのは、他者が主催したプログラムに基づいて作られた作品のアーカイブであるけれど、自身もしくは家族のマイクロストーリーでもあるという、多重帰属な感じに近いものを感じました。
たまたま、昨日のワークショップに持参した資料をリュックに入れたままだったので、お見せして、ギャラリー見る倉庫での家族展のこと説明したのですが、何という不思議な縁、近くにお住まいらしく、ギャラリー見る倉庫もご存知でした。
話してみるもんだ。それでアーチャンの描いた挿絵の載っている人情マガジンにしなりお渡しして、それとアートエリアB1のジェットコースターのライダーの資料もお渡ししました。
それにしても、最近、アーカイブを意識した展示が多いのか、私が意識して見るようにしているのか、分かりませんが、過去へ養分を送る作業と思いますし、良いなと思いますね。