ミライカメラ

大阪カンヴァス推進事業の「ミライカメラ通天閣編」の午前10時からの回に家族で参加してきました。ミライカメラがどんなものか、全く知りませんでした。
でも現地で拝見して直感的にすぐに理解できる楽しいシステムでした(順次書いていきますが、詳しくはやはりミライカメラさんのHP等の説明を参照ください)
ミライカメラの皆さん、大阪カンヴァスの担当者さんが丁寧なサポートしてくださり、楽しい時間が過せました、感謝です。

大阪カンヴァス推進事業「ミライカメラ通天閣編」
http://osaka-canvas.jp/?page_id=1407

ミライカメラワークショップレポートに、我家の制作の様子も紹介いただきました。
http://osaka-canvas.jp/?p=4022

朝、集合場所へ向かうと、通天閣がよく見える商店街のえびす町駅側に、ミライカメラの案内が置かれていました。

現地で制作と思っていたら近くの新世界市場会館へ案内されそこで作りました。看板がなかなかの味出てます。

ミライカメラというのは、アーチャンでも充分理解出来て楽しめるシステムでした。
今回は通天閣がテーマですが、観るポイントを決めて、対象(通天閣)の写真を撮影し、それを印刷したものに透明フィルムを置いて、その上からマーカー等で未来の姿をイメージして描きこんでいき、そしてその描き込まれた透明フィルムを観るポイントに置かれたミライカメラにはめ込む事で、現実の対象(通天閣)と自分が思い描いたイメージとが重なり合うという仕掛けでした。
最初に概略そのような説明を受けて制作開始。

アーチャン描いてるところ。12時頃までに2枚仕上ましょうという事で、ちょこちょこ描き始めたのですが、僕もカーチャンも、そのうち夢中になって描いてしまい、あっというまに終了でほとんど製作中の写真撮るの忘れていてありません。

ワークショップの後日、ミライカメラさんのface bookに我家の制作の光景アップされたので、転載許諾いただきました。ワークショップしている時は作っているか家族を写しているかで、3人揃って作っている光景が意外と無い事に気付きます。データー提供感謝です。

それから、ミライカメラさん&大阪カンヴァスのスタッフさんも一緒に描かれた分を持って通天閣の現地に戻り、ミライカメラに取り付けて皆で覗きました(三個並んでるので、焦点合わせるのが難しい様子で結構時間が掛かりました)
しばらくすると道行く観光客達が次々と興味持って尋ねて来られ、あちこちで歓声が。

自分の作品を覗くアーチャン。そのうちアーチャンはノリノリになって道行く人に呼び込みし始め嬉しそうでした。

アーチャンの描いたミライカメラ。これは最初に描いたもの。割とまじめにトレースしていました。でもこれでエネルギー使い果たし、グダグダに。

アーチャン二枚目。体力使い果たしたアーチャンはワークショップとは関係なく、自分のノートに好きなキャラクターの「なすびん」とか描いていました。アーチャンそれフィルムに描いてみ、と言うと制作再開しました。覗かれた方が「これは?」て聞かれてました。

カーチャンの描いたミライカメラ。マーブルのイメージ。

カーチャンの二枚目。ペーズリー模様のような感じ。この人の頭の中はいつもこんな風。

僕の描いたミライカメラ。100年後、シンボルタワーの通天閣が増殖し街中が通天閣だらけになってシンボルちゃうやんという図。

もう1枚は、通天閣を支える支柱が通天閣になってるという図。

制作途上いろいろとお話が出来て、そちらも楽しかったですね。ミライカメラのお二人は普段は技術系のお仕事されているらしく、でも僕も20代の頃そんな感じで事務所に勤めながら信濃橋画廊で個展とかしていたので、とても共感できました。
アートを自由に気軽に誰でも楽しめるシステムを作る姿勢を拝見して、僕は20代の頃にまだ万博公園内にあった、国立国際美術館のホールに展示されていた、ラウシェンバーグの無限に連続する自動ドア(ガラス戸に無数のイメージがプリントされていて、それらが重なり合い、またドアの開閉と共に動くイメージ)の事を思い出しました。
彼らの場合、さらに作る主体が匿名で、イメージのベースがさらに身近な街の実際の姿という事で、親近感がありますね。
とても楽しいワークショップでした、重ねて感謝。