W杯準決勝

2試合とも素晴らしい試合でした。
FIFAのホームページにすぐに出る、Match reportにあるBall Possession Heat Mapを見ると、ドイツはアルゼンチン戦に較べてスペイン戦では両サイドでのPossessionが半減していますね。後半13分以降のスペインの目まぐるしい攻めは圧巻でした。決勝点のヘッドは偶然スペインの選手同士が重なり合いながらヘッドして、ちょうどDFが相手の力を利用して高さを得るのと似たような感じでパワーが加速していきました。意図したトリックプレーだとしたら凄いですが。
決勝のオランダVSスペインどちらが勝つのだろう。僕は不思議なリズム持った選手好きだから、オランダのロッベンの活躍を期待する。今大会で独特のリズム持った選手は、僕の見た限りで、ロッベン、メッシ、松井。日本が今大会唯一敗北を喫したオランダに優勝して欲しいですね。
オランダは32年前のアルゼンチン大会以来の決勝戦。僕が最初に意識して見たW杯の試合。大量の紙ふぶき、試合前からオランダの選手の手に巻いたギブスの扱い巡ってもめていたり、後半終了間際にオランダのシュートをPK覚悟でパンチングで逃げたりと、強烈なイメージをいろいろ思い出される。今回も記憶に残る試合になりそう。