個人懇談会

午後、小学校で個人懇談会に出席しました。たんぽぽ教室の先生方も合同でお話いただきました。
たんぽぽ教室の先生から、いろいろと出来る事が増えてきた事や、表情もおだやかになってきていることなど、良い面の事と、それと同時に問題も少しずつですが現れてきていることなどお話いただきました。
周囲で気になる事があると、周囲の話を聞いていたり、固まって動けなくなったりしている様子。
帰宅準備や給食の片付けなど、周囲のお友達の世話をあえて求めているような感じがあるらしい。持ち帰りのプリント類も自己判断でやりたくない宿題などは、学校に置いてきたりと。
学習時の先生方のサポートも少なくなってきているので、授業内容に付いていけてないのでしょうね。ここをうまくやり過ごさないと。以前、栄養指導の先生からお聞きしたお話(大阪府立母子総合医療センターの栄養指導のN先生が、prader-willi症候群児の全体的な病像に最もリアルに接しておられるように私は思います)では、10歳頃の様々な問題を乗り越える事が出来ると、その後も概ねうまく過ごしていく事ができるが、ここでつまづくとその後も厳しい状況が続いてしまうとのことでしたので、ちょうど今、その時期に差しかかりつつあるのだなと感じますね。
いずれにしても、今は充分密着してのケアが必要な時期ですが、それと同時に少しづつサポートはフェイドアウトしてかないと、依存ばかりしてはいけないので、こちらから気になっていたことで少し提案。
1年生の時に、サポートしていただく様子が、教室の中央の席では皆の注目を集めるようになってしまうので、廊下側の端の席にしていただいて、以来今までずっと、そのパターンでしていただきましたが、そろそろ他の友達と同様に、席替えの時に、徐々に教室の内側になるように変えていただけないかと。
これは、アーチャンの反応を見ながら実施していただくことに。