〜川と生きる都市・大阪 LOVE RIVER〜

「ハート大阪秋まつり」を見て本町から地下鉄でなんばに出て、湊町リバープレイスで開催されている〜川と生きる都市・大阪 LOVE RIVER〜を見てきました。そのうちのリバーアートエキシビジョンが面白かったですね。三つの展示小屋に別れていて、中央にgrafのカフェがあり、左側が風の家、右側に水の家という構成。

「光の家」= graf
「風の家」= 月眠×ハシモトシンゴ×河田潤一×ゲートオブドラゴン
「水の家」= 辻邦浩×TEAM★LAB.NET

水都大阪2009のプレイベント的なものらしく、最近大阪府知事が言い出している、水とひかりの都市イメージを意識してのコンセプトなのか分かりませんが、展示作品はそのような政治的なメッセージから距離を保った上でオリジナルなイメージを提示しているように感じられました。御堂筋での「ハート大阪秋まつり」の中のリュックサック展覧会が、仕切りも屋根も無いオープンな雰囲気でお祭空間と溶け合う感じとなっているのと対照的な印象でした。白い布と繊細なフレームの小屋が現実との距離を保つインキュベーションのようにも感じられます。勤めていた頃に御世話になったある再開発コーディネーターの先生が「水とみどりとひかりにあふれた都市をメッセージに掲げる役所は要するに何にも無い町やと言っているのと同じ」と言われていたこと思い出す。

〜川と生きる都市・大阪 LOVE RIVER〜
http://www.suito-osaka2009.jp/osirase/event/index.html

リバーアートエキシビジョン
http://www.suito-osaka2009.jp/osirase/event/loveriver/exhibition.html