ETV特集「ブレイクスルー 最先端の創造者たち」を観る

昨日拝見した番組に出演していた川崎和男さんのHP拝見。とてもユニークですね。
wordsのところのアフォーダンスについてのコメントに同感。

一部引用

この「アフオーダンス 対 物語」の同意性と差異性を熟慮していくことが、造形デザインにとっては有効ではないかと考えたい。しかし、認知未体験の空間論での形態の知覚においてアフオーダンスはまったく意味を失うと私は判断している。

http://www.kz-design.net/
川崎和男さんのHP

僕も少し前に、アフォーダンスと認識の事を考えていたから、興味を持つ。http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20040122#p2
川崎さんの言われている「認知未体験の空間論での形態の知覚」という言葉に、強く惹かれますね。日常生活をしていく上で、人間的な慣れ親しんだ、語りかけてくる環境は、必要だけれど、ものを作る過程においては、そこから時々離れて、純粋に形というものを、見つめる時もかならずあるということでしょうか。そして、世界を認識する過程には、かならず、人間の場合、言葉が仲介するから、純粋な認識と言う事も、また在り得ないから、川崎さんの言う、「同意性と差異性を熟慮」することが有効となる訳だ、と自分なりに解釈してみた。
最近興味持って考えている、幼児の認知発達過程における、「頭足人」というテーマも、おそらく関係してくるに違いない。