「新撰組!」第49回(最終回)「愛しき友よ」を観る

この1年間楽しませてくれて、感謝ですね。
ラストの近藤勇処刑の場面、リアルなスケールだけれど、何となく箱庭のような作りでもあり、心に残る。このドラマ1年間欠かさず観つづけたものとして、隠れたテーマというのか、「大地、水、大気、火」という四大元素説的イメージを強く感じさせるところがあり、ラストのイメージが、それをどう総合するのか凄く楽しみであった。(近藤勇というキャラクターへの思いは僕の場合、希薄だったかもしれない)
当初、圧倒的であった水のイメージが終盤に来て、描かれなくなり、それはおそらくラストを盛り上げるためかなと思いつつ、実際の処刑場で水のイメージが、どう描かれるのか、よく分からなかったんだけれど、セット作られた方のコメント読むと、実際の処刑場がどうであったか、ということは、とりあえず置いといて、多摩の自然を連想させる、イメージに作られたという。

http://www3.nhk.or.jp/taiga/topic/last/f_last.html
NHK新撰組HP 勇の最期の場所

処刑場の中に川が流れていて、刑執行の直前に、土手が削られ、「土」が掘り起こされるという、念の入った演出、記憶に残るシーンですね。