高松塚古墳の壁画にカビ再発、絵画部分に及ぶ

http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20040909i514.htm
yomiuri onlineより

湿度100%近い環境であれば、こうなるのは当たり前のような感じもするけれど。アルコール等殺菌しても、繰り返すでしょうね。
もう20年以上前に僕の叔母さんと高野山に参拝に行った時の事、僕は信仰していないけれど、叔母さんは長年の寄進とかしていて、その日は奥の院の一般公開されていない部屋を案内していただいた。そのうちの茶室の壁は米粒にエメラルドグリーン色の多分青カビを発生させたものを、土壁に塗りこんであって、無数の青カビの米粒が煌く、不思議な印象に圧倒された記憶がある。それ以後もあんなに印象的な壁は観た事無いですね。カビというと気持ち悪いけれど、青カビはペニシリンの原料でもあるだろうし、究極の抗菌壁とも言えるものだった。
カビをノイズと捉えるか、人間に親しいものとするかは紙一重ですね。