電光掲示Ⅵ 「森羅万象」狂言会 〜ぼくらはみんな生きている〜

NHK教育「芸術劇場へようこそ」で野村萬斎さんの狂言を観る(ビデオに撮っていて、飛ばし読み)

狂言の魅力をわかりやすく伝える野村萬斎の劇場版・狂言
6回目となる今回は1966年に上演し、「電光掲示狂言」への道筋を作った「逆輸入狂言の会」が、電光ケイジくんと合体。新趣向を加え、リメイクした新作として「棒縛(ぼうしばり)」「茸(くさびら)」の2作品をお伝えする。
NHKの番組解説より

偶然、こちらも電光ケイジくんの文字と狂言の舞台のイメージとが融合されている。最初に「鐘」「蚊」のパフォーマンスがあり、次に野村萬斎さんから、「電光掲示狂言」の丁寧な解説があり、その後、舞台が始まるという趣向であった。逐次遂行的な舞台の時間の流れを、電光ケイジくんの文字が攪拌するように流れ、非常に面白い世界が演出されている。TV画面では、さらに文字レイアウトに趣向が凝らされているので、文字の物質性も楽しめる。動く文字は楽しい。