オヤトコエノコ2016

お昼前に家族でenocoへ行き、オヤトコエノコ2016の「上級編/わが家の…を作ろう!」に参加しました。

オヤトコエノコ2016
「上級編/わが家の…を作ろう!」講師:SjQ(音楽ユニット)
http://www.enokojima-art.jp/e/event/2016/01/07/2801

SjQ
http://sjq.jp/

SjQの4名のメンバーのうち、米子匡司さんの「?を自動販売機で売ろう! ワークショップ」でアーチャンがお世話になりましたし、その後に縁あって私の仕事のモデル作りを協働していただいたりと、交流していましたが、SjQの活動は今日初めて拝見しました。

「?を自動販売機で売ろう! ワークショップ」
http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20140824/artanart

耐震補強工法「壁柱」
http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20150926/work

最初にメンバーのアサダワタルさんから、SjQの活動をビデオ映像や、音楽活動のコンセプト等、お話いただきました。
曲を作るというよりも、曲を作る為のルールやシステムを作り、その後の演奏によって出来ていく曲は、彼ら自身にもどうなっていくか予測がつかないような作り方をしていると。
今日のワークショップも、そのコンセプトの感じで、そこにオヤトコ(親と子)でする為のいろいろな仕掛をプラスしての、とても複雑なプログラムとなっていましたが、11時から午後4時まで、ランチ休憩挟んでの4時間じっくり時間掛けて丁寧にサポートされたので、とても分り易く、楽しい時間となり、全員で盛り上がりました。
今日のルールは

1、自由に貼られた黒いテープのコースに添って車が自動走行する。
2、コースの途上に旗を置き、車のアームが倒すと、その旗の指示内容を実行する。
3、旗の指示内容のひとつは、楽器の演奏。楽器といっても、鍋だったり、缶だったり、バケツだったりの日用品を叩いたりして音を出す。各自が選び、演奏の仕方も自分で決める。
4、旗のもうひとつは、今日の主役は子供なので、親に何かをさせるもの。
5、黒いテープのコース作りはチーム(今日は3チームでした)で協働し、コンセプトを一緒に考える。
6、コンセプトが出来たら、それを3チーム分混ぜて、カードを引いて、引き当てた他のチームのコンセプトに従い、コースを描いていく(コンセプトの交換)
7、コースが出来たら、それぞれのコースをつなぎ、最後のチームの後に、もうひとつゴールまでのコースを全員で作る。
8、最後のコースに新しい指示の旗を置く。
9、車を起動し、演奏実行。

とこんな感じでとても複雑なものでしたが、アーチャンは混乱することなく、楽しんでいる様子で、このあたりも成長したなと感じました。

コースのテープ貼りしているアーチャン。テープの1回分の長さは太鼓のスティックくらいとルールは細かく決まっていました。

コースに旗を置いています。

アーチャンの考えたお父さんお母さんプログラム。enocoで大阪府主催の障害者アートのコンクール展の表彰式が行なわれていて、もずやんが来てたのをアーチャン見つけて、もずやん呼んできてとリクエスト。コースのコンセプトもアーチャンがもずやんのイラスト描いたら、同じグループの子がリラックマ描いたので、「リラもず」と想像絶するものとなり、それを受け取った大人チームはとても悩んでいました。

全体のルートが出来たところ。

最初の我家が入ったグループのところ。とても静かなイメージ。

最後のゴールのところ。追加の指示が、魚の名前を呼ぶことだったので、私は金魚の種類を連呼しました。

楽しい時間、丁寧なサポート感謝です。