特別史跡大坂城跡の発掘調査現場を一般公開

ワンワールドフェスティバル行く前に私だけ参加しました。

特別史跡大坂城跡の発掘調査現場を一般公開します
http://www.toyotomi-ishigaki.com/event/160202.html

発掘現場近くには大きな看板に過去の豊臣時代の大阪城の姿が描かれていて、今回の発掘現場の位置関係が示されているので、とてもよく分ります。


発掘現場には多くの見学者が来ていました。大阪城自体海外からの観光客で一杯でした。

石垣全景。

豊臣期地表面にある赤い斑点のようなものが、焼け落ちた櫓の壁土の後らしい。


徳川時代の砂利敷通路。下の層には古い瓦が捨ててあります。

歴史上の事実をこうして丁寧に掘り起こし記録していくことは、とても大事なことと思います。

大阪城の問から西側の眺め。
建設中の府立成人病センターが真正面に見えます。
これらもまた政治的闘争の跡とも言えますね。
周囲の建築に較べて公立病院ということもあり、とても質素な外観。
NHK(シーザーペリ日本事務所設計)や府警(黒川記章設計)そして、既存の大阪府庁本館の佇まいに較べて、やはりランドスケープの対話の姿勢が薄い印象がありますね。
もしも成人病センターの建替えを地域住民が望んだように森ノ宮で現地建替えして、ここは、府庁の新庁舎とし、旧庁舎を活用して博物館としていれば、咲洲庁舎の長周期地震動への脆弱性から、府庁完全移転断念という中途半端な結末にならず、大阪の発展に繋がったのではと思うのは、たらればではないと思う。