日常とりあえず観察

お昼前に国立国際美術館へアーチャンと行き、下道基行さんの「日常とりあえず観察」の途上相談会に参加しました。
ご多忙中、時間とって頂き感謝です。
アーチャン自力で「とりあえず」を見つけて表現するのはやはり難しい様子なので、家族で一緒に家や近所で見つけたら写真撮って、それを見ながら記録カードに描きました。
でも、一番最初に描いたのは、カーチャンと一緒に行った近所のスーパーで見つけた、「とりあえず」で、それは写真もとってなかったので、尋ねると、思い出しながら描きました。
下道さんは、写真見て描くものと、思い出しながら描いたものの違いを感じられたようで、一旦経験したことを頭の中に定着させたことを思い出しながら描くことの効果というか、面白さをアドバイスしていただいた。
言われてみると、たしかに、いわゆるアールブリュットといわれるアートの展覧会で、何度か本人による描画の実演というのを見たことがありますが、その全てが写真等を見ながらの二次創作でしたし、障害のある人のアートも、平面から平面への二次創作が多いのではと推測していましたし、その方がアーチャンの負荷にならないだろうと、こちらも思い込んでいたところがあって、少し負荷が掛かることも、良い作用があると。
今後につながる良い気付きをアドバイスいただけたと思います。
アーチャン帰路、さっそくいろいろ思い出して、立寄ったマクドでちょこちょこ描きました。
「とりあえず観察」とは主旨が違うものばかりでしたが、でも観察するというその元の部分が大事なのだろうし、繰返していくことで、何か良い作用がありそうに感じますね。
それと、参加者に配られた記録カードがなかなか良いサイズですね。
ワークショップの時にそれを考えられたのが、国立民族学博物館館長だった、梅棹忠夫氏のアイデアに基づいて作られた京大式カードというものと説明がありました。大きさが程良く、マクドの小っこいテーブルでも充分描ける(笑)
ワークショップ以後もアーチャンメモとして継続できないか、様子みておこう。